2011年8月3日水曜日

DCにサービスプリンシパルを登録する方法

環境によって、DC(ドメインコントローラ)上に、下記のプログラムをインストールする必要があります。
・Windows 2000 Server
  Windows 2000 リソース キット(Microsoft からダウンロード)
  サポートツール(CD又はMicrosoft からダウンロード)
・Windows Server 2003
   サポートツール(CD又はMicrosoft からダウンロード)
・Windows Server 2008
  不明

ここからの作業は、全てDC上で行います。

コマンドラインツールを開き、setspn<ENTER>、ktpass<ENTER>と入力して、必要なコマンドがインストールされているか確認します。(インストールされていれば、それぞれヘルプが表示されるはずです) コマンドが見つからない場合は冒頭に記載した必要なプログラムをインストールしてください。

setspn、ktpass コマンドがインストールされていることを確認できたら、下記の手順で、SPN(サービスプリンシパル名)を登録して、外部サービスにインポートするKeytab ファイルを作成します。

1.SPNをマッピングするユーザーを、Active Directoryで作成します。ユーザー名は、SPNマッピング用であることを区別できるものが良いでしょう。
HTTP_<ComputerName>
2.setspnコマンドを使って、1で作成したユーザーにSPNをマッピングします。
setspn -A <SPN> <UserName>
SPNは通常以下の形式となります。
<ServiceClass>/<HostName>  ← ほとんどの場合、これです
<ServiceClass>/<HostName>:<Port>
<ServiceClass>/<HostName>:<Port>/ServiceName
ServiceClassは、LDAP、HTTPなど。
3.ktpassコマンドで、keytabファイルを作成します。
ktpass /out <keytabFile> /princ <SPN>@<DomainName> /ptype KRB5_NT_SRV_HST /rndPass /mapuser <UserName>@<DomainName>

作成されたkeytabファイルの使い方は、外部サービスのマニュアルを参照してください。

ktpassの詳細は、こちらです。

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